★起立性調節障害は怠け病?②
どうも!①の続きですね!!
まず最初に、あるニュースを紹介したいと思います。
ある女子学生が自殺したというニュースです。
遺書には様々な事が書いてあり、その中に起立性調節障害という言葉がありました。周りに理解してもらえない辛さも自殺の原因の1つだったのでしょう。
このニュースを見た時にはとても心が痛くなりました。
"理解してもらえない"それはとても辛い事です。
例えば、頑張っているけど成果が出ない時に頑張って!とか言われたら頑張ってるのに!!となる時があります。もちろん人それぞれでしょうが、「頑張ってるね」と一言でも言ってもらえたら、認めてもらえたら、やはり嬉しいものではないでしょうか?
実際私も怠けていたいわけじゃない、頑張りたいのに頑張れない自分に腹がたつ…という経験があります。そんな中で周りの人に、頑張れ・怠けている・気持ちの問題と心ない言葉を言われましたし、今も言われます。
心ないと書きましたが、もちろん頑張れという言葉は相手が私を思って言ってくれたものであると理解しています。それでも、頑張ってる時に頑張れと言われたら、お前に私の何がわかる!!ってなっちゃうんです…σ(^_^;)
このように理解がないせいで自殺する人も多いそうです。
さて、題名に戻りましょう。
起立性調節障害は怠け病なのでしょうか?
違います。周りの理解が足りないせいでこのように思われてしまうのです。
それでは、なぜ理解があまりされていないのでしょう?例えば、お腹の痛みの程度なんて他の人にはわかりませんよね?吐血したり、骨折してたりしていたら大丈夫だろうか?と思いそうですが目に見える症状というより、目に見えない症状・内面的なものがほとんどの病気なので、そりゃー、理解しにくいし、そのくらい大丈夫、気持ちの問題と軽く考えすぎてしまいます。
(↑外傷などを目に見える症状とし、精神的な苦痛や倦怠感・どのくらい痛いのかなど本人しかわからないものを内面的な・見えない症状として扱っています。)
起立性調節障害を内面的なものとすると内面的なもので言えばよく知られている鬱病があります。やはり、よく知られているからこそ鬱病になられた方に頑張れ!気持ちの問題!と言う人は少ないのではないでしょうか?
確かにその人がどれだけ苦しいかなんて周りにはわかりません。ですが、少しでも寄り添おうと、理解しようとする事が大切なのです。
最後に、少しでも理解が増えて悲しいニュースがなくなる事を願っています。
ここまで長文を読んでくださった方々、本当にありがとうございました。